【ままともや通信】予告!朝採り無農薬トウモロコシもうすぐ販売開始です!
2023/06/29 (Thu) 16:00
XXXXさん
いつもありがとうございます(^^)
ままともや長谷部敏子です。
朝採り無農薬トウモロコシを、収穫当日にお届けします!
ままともや開業以来14年間、食べていただいていた母のトウモロコシは、母の野菜の中で一番の人気商品でした。
ままともやはデリバリー業務を終了しましたが、そのトウモロコシ、今年も食べていただけそうです!
今年3月、わたしたちは活動拠点を埼玉県深谷市のままともやファームへ移し、本格的に農業への取り組みを開始しました。
トウモロコシ栽培にもチャレンジし、完全に農薬を使わない方法で取り組んでいます。
トウモロコシは4月上旬に種を播きました。
そろそろ3か月経ちますので、間もなく収穫を迎えます。
トウモロコシは収穫適期がピンポイントでやってくる野菜です。
母の経験では、朝、畑に行って甘いにおいがしてきたら適期だそうです。
なので、発送日をお約束するのは難しく、だいたいの発送時期をお知らせし、お申込み順に、収穫適期を迎えたトウモロコシを発送させていただきます。
クロネコヤマトのクール便で、朝採りトウモロコシをその日の夕方にお届けします。
朝8時頃までにヤマトの営業所へ持っていくと、当日夕方に到着するそうです。
なんかすごいですね。
正真正銘、朝採りトウモロコシをその日にご賞味いただけます。
★ままともや無農薬トウモロコシ
12本入り…3360円
24本入り…5980円
そろそろ収穫できそう!
と思いましたら、ご一報の上、サイトに掲載させていただきます。
◎社長による「ザ・商品解説!」
トウモロコシの栽培は、母にこれまでの方法を教えてもらいながら、わたしたち夫婦で納得のいく方法を選択して取り組んでいます。
まず、近所の農家さんたちの「トウモロコシあるある」を2つ紹介します。
・トウモロコシは農薬なしに絶対作れっこない。虫に食われてものになんないよ。
・収穫間際にアライグマに食われちまうので、もう作るのやめた。
この2の壁にどう向き合うか?
それがわたしたちのトウモロコシ栽培の課題でした。
少し長くなりますが、1つ目の課題「農薬なしに絶対作れっこない」について書きます。
わたしたちは、せっかく作るのですから無農薬栽培を選択しました。
本当は、化学肥料も使わない栽培もしたかったのですが、熟慮の末、使うことにしました。
これまで、母は農薬の使用は最低限に抑えていたものの、化学肥料は適宜利用していました。そのため、現時点で化学肥料なしでトウモロコシがよく育つ土壌にはなっていないと考えたからです。
(でも、一部の畑では肥料を入れない無施肥トウモロコシを実験栽培しています。)
トウモロコシを食害する害虫は「アワノメイガ」という蛾の幼虫です。その名が示す通り、アワやヒエ、トウモロコシなど、イネ科の植物が大好きな蛾です。
トウモロコシは、成長していくと、やがて先端に雄穂(ゆうすい)と呼ばれる雄の穂が出てきます。葉の脇には雌穂(しほ)ができ、雌穂の先に絹糸と呼ばれるヒゲのようなものが出てきて、そこで雄穂から飛んでくる花粉を受粉します。そして、雌穂がトウモロコシの実に成長します。
この雄穂が出てくると、この穂の匂いに誘われてやってくるのがアワノメイガです。
アワノメイガは雄穂の根元などに卵を産み付け、孵化した幼虫は雄穂に生息してトウモロコシの茎の中を食害していき、やがては甘く実ったトウモロコシを食べ荒らす…。
と、こんな仕組みで、アワノメイガは毎年トウモロコシを棲み家に繁栄しようとしているのです。
農薬でアワノメイガを防除する場合には、この雄穂が出てきた時に、農薬を振って卵や幼虫を殺します。
では、農薬を使わずにこの虫を防除するにはどうするか?
ネットで調べまくったところ1つの方法に行き当たりました。
それは人工授粉です。
雄穂が出て、雄穂からヒゲが出てきたら、カットした雄穂をヒゲの上で振って受粉させるのです。
つまり、早く受粉を進め、アワノメイガの住処である雄穂、つまりトウモロコシの先端をカットし、アワノメイガごと処分するという対策です。
全くもって人海戦術ですが、理屈は通っていると思えたので、わたしたちはこの作戦を実行しました。
実際にやってみると、雄穂の中に巣くっていた幼虫をたくさん見つけました。
ということは、この方法が防虫効果をもたらしてくれるとも思えますが、一方で逃げ切っているアワノメイガも結構いるのでは?という心配も沸いてきます。
収穫しなければ、この作戦の最終結果は分かりませんが、皆さんにお届けするのは、農薬を全く使わずに、うまく実ったトウモロコシであることだけは確かです。
2つ目の課題「アライグマに食われちまう」については、害獣避けネットを畑の周りに張りました。
今のところアライグマなどの獣の侵入はありませんが、やつらは収穫直前にトウモロコシが放つ甘い香りに誘われてやってきますから、まだまだ油断はできません。
甘くて香り豊かなトウモロコシは、みんな大好き!
小さいお子さんにとって、茹で立てのトウモロコシにかぶりつく高揚感は忘れられない夏の記憶になりますね。
一方、お届けする側の農家としては、ひやひやというか綱渡りの連続です。
今回、種から栽培して改めてそう思いました。
間もなくお届けするままともやファームのトウモロコシが、虫に食われず、しっかり実り、できるだけたくさんの人に、おいしいしあわせをお届けできることを祈るばかりです。
ままともやファームから
おいしい しあわせ 届けます!
感謝を込めて(^^)
ままともや
はせべとしこ
03-6454-0691
★野菜セットご購入サイト
https://mamatomoya.square.site/
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ままともや長谷部敏子です。
朝採り無農薬トウモロコシを、収穫当日にお届けします!
ままともや開業以来14年間、食べていただいていた母のトウモロコシは、母の野菜の中で一番の人気商品でした。
ままともやはデリバリー業務を終了しましたが、そのトウモロコシ、今年も食べていただけそうです!
今年3月、わたしたちは活動拠点を埼玉県深谷市のままともやファームへ移し、本格的に農業への取り組みを開始しました。
トウモロコシ栽培にもチャレンジし、完全に農薬を使わない方法で取り組んでいます。
トウモロコシは4月上旬に種を播きました。
そろそろ3か月経ちますので、間もなく収穫を迎えます。
トウモロコシは収穫適期がピンポイントでやってくる野菜です。
母の経験では、朝、畑に行って甘いにおいがしてきたら適期だそうです。
なので、発送日をお約束するのは難しく、だいたいの発送時期をお知らせし、お申込み順に、収穫適期を迎えたトウモロコシを発送させていただきます。
クロネコヤマトのクール便で、朝採りトウモロコシをその日の夕方にお届けします。
朝8時頃までにヤマトの営業所へ持っていくと、当日夕方に到着するそうです。
なんかすごいですね。
正真正銘、朝採りトウモロコシをその日にご賞味いただけます。
★ままともや無農薬トウモロコシ
12本入り…3360円
24本入り…5980円
そろそろ収穫できそう!
と思いましたら、ご一報の上、サイトに掲載させていただきます。
◎社長による「ザ・商品解説!」
トウモロコシの栽培は、母にこれまでの方法を教えてもらいながら、わたしたち夫婦で納得のいく方法を選択して取り組んでいます。
まず、近所の農家さんたちの「トウモロコシあるある」を2つ紹介します。
・トウモロコシは農薬なしに絶対作れっこない。虫に食われてものになんないよ。
・収穫間際にアライグマに食われちまうので、もう作るのやめた。
この2の壁にどう向き合うか?
それがわたしたちのトウモロコシ栽培の課題でした。
少し長くなりますが、1つ目の課題「農薬なしに絶対作れっこない」について書きます。
わたしたちは、せっかく作るのですから無農薬栽培を選択しました。
本当は、化学肥料も使わない栽培もしたかったのですが、熟慮の末、使うことにしました。
これまで、母は農薬の使用は最低限に抑えていたものの、化学肥料は適宜利用していました。そのため、現時点で化学肥料なしでトウモロコシがよく育つ土壌にはなっていないと考えたからです。
(でも、一部の畑では肥料を入れない無施肥トウモロコシを実験栽培しています。)
トウモロコシを食害する害虫は「アワノメイガ」という蛾の幼虫です。その名が示す通り、アワやヒエ、トウモロコシなど、イネ科の植物が大好きな蛾です。
トウモロコシは、成長していくと、やがて先端に雄穂(ゆうすい)と呼ばれる雄の穂が出てきます。葉の脇には雌穂(しほ)ができ、雌穂の先に絹糸と呼ばれるヒゲのようなものが出てきて、そこで雄穂から飛んでくる花粉を受粉します。そして、雌穂がトウモロコシの実に成長します。
この雄穂が出てくると、この穂の匂いに誘われてやってくるのがアワノメイガです。
アワノメイガは雄穂の根元などに卵を産み付け、孵化した幼虫は雄穂に生息してトウモロコシの茎の中を食害していき、やがては甘く実ったトウモロコシを食べ荒らす…。
と、こんな仕組みで、アワノメイガは毎年トウモロコシを棲み家に繁栄しようとしているのです。
農薬でアワノメイガを防除する場合には、この雄穂が出てきた時に、農薬を振って卵や幼虫を殺します。
では、農薬を使わずにこの虫を防除するにはどうするか?
ネットで調べまくったところ1つの方法に行き当たりました。
それは人工授粉です。
雄穂が出て、雄穂からヒゲが出てきたら、カットした雄穂をヒゲの上で振って受粉させるのです。
つまり、早く受粉を進め、アワノメイガの住処である雄穂、つまりトウモロコシの先端をカットし、アワノメイガごと処分するという対策です。
全くもって人海戦術ですが、理屈は通っていると思えたので、わたしたちはこの作戦を実行しました。
実際にやってみると、雄穂の中に巣くっていた幼虫をたくさん見つけました。
ということは、この方法が防虫効果をもたらしてくれるとも思えますが、一方で逃げ切っているアワノメイガも結構いるのでは?という心配も沸いてきます。
収穫しなければ、この作戦の最終結果は分かりませんが、皆さんにお届けするのは、農薬を全く使わずに、うまく実ったトウモロコシであることだけは確かです。
2つ目の課題「アライグマに食われちまう」については、害獣避けネットを畑の周りに張りました。
今のところアライグマなどの獣の侵入はありませんが、やつらは収穫直前にトウモロコシが放つ甘い香りに誘われてやってきますから、まだまだ油断はできません。
甘くて香り豊かなトウモロコシは、みんな大好き!
小さいお子さんにとって、茹で立てのトウモロコシにかぶりつく高揚感は忘れられない夏の記憶になりますね。
一方、お届けする側の農家としては、ひやひやというか綱渡りの連続です。
今回、種から栽培して改めてそう思いました。
間もなくお届けするままともやファームのトウモロコシが、虫に食われず、しっかり実り、できるだけたくさんの人に、おいしいしあわせをお届けできることを祈るばかりです。
ままともやファームから
おいしい しあわせ 届けます!
感謝を込めて(^^)
ままともや
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